大日本印刷(=DNP、北島義俊社長)は、従来比約50倍の感光性能を持ち樹脂硬化を促進させる光塩基(アルカリ)発生剤を開発した。
今回開発した光塩基発生剤を、高密度プリント基板などの電子デバイス分野で利用するポリイミドやエポキシなどの樹脂の感光材料として使用することで、微細な金属配線の絶縁処理における不具合の原因である酸を発生しないことから、高い信頼性が確保できる。
今回DNPは、分子構造を工夫することにより、従来の光塩基発生剤と比較して約50分の1の紫外線照射で反応する高感度であるとともに、高い耐熱性を持つ光塩基発生剤の開発に成功致した。
この光塩基発生剤を市販のポリイミドやエポキシなどの樹脂に添加することで、現在使用されている機器の紫外線照射で絶縁処理が可能となる。
今後は、この高感度光塩基発生剤をベースとした材料開発を進め、信頼性の高い電子部品の開発を進めていく。



