「販売」と統合、機動力強化 三菱重工業は来年7月1日付で紙・印刷機械事業部を廃止し、印刷・紙工機械専業の新会社を発足させる方針を決定した。11月27日、発表した。新会社の本社所在地、社名、役員人事などの詳細は未定。
新会社は三菱重工の「機械・鉄構事業本部」に編入する。
具体的には、新会社は三菱重工の印刷・紙工機械事業と、販売・アフターサービスを担当している三菱重工印刷紙工機械販売株式会社(三菱重工の100%子会社)を統合し、三菱重工の100%出資子会社とする。諸機能を一元化し、厳しい市場環境の変化に対応したスリムで俊敏な事業体制を構築するのが狙いで、これにより「専業メーカーとの競争に勝ち残っていく」構え。
新会社は印刷・紙工機械事業を会社分割により三菱重工印刷紙工機械販売に継承させて発足する。枚葉機、輪転機などの商業用印刷機と、紙工機械の販売、設計、製造、調達、品質保証、アフターサービスまでを一元的に手掛ける。
三菱重工では新会社の事業展開を全面的に支援する方針。
三菱重工では、これまで比較的堅調に推移してきた印刷・紙工機械市場は、昨年来の世界的な経済危機の影響で設備投資が急激に減退し、短期での市場の回復は困難な状況とみている。今後成長が期待される新興国市場で拡販を図るためには専業組織の早期立ち上げが急務となっていた。
印刷・紙工機械事業は三菱重工の「中量産品事業」の一つ。新会社発足を機に「多様な顧客の要望に的確に応える開発戦略や地域市場戦略を一層機動的に展開していく」としている。
2009年11月アーカイブ
富士ゼロックスは、スモールオフィス向けに、フルカラーデジタル複合機「DocuCentre-Ⅳ C2260(ドキュセンター フォー シー2260)」を12月中旬より発売する。 同社ではこれまで、事業所規模の大きな顧客向けの商品ラインアップを充実してきたが、これまで培った技術と徹底した中・小規模事業所市場のニーズ調査を基に、より小型で基本性能に優れ、高いコストパフォーマンスを発揮するデジタル複合機を新たに開発。同社販売会社や特約店チャネルを中心に、販売活動を展開する。 今回の新商品は、コピー・プリント・ファクス・スキャンの基本機能を1台に搭載しつつ、「小型化」と、「使いやすさ」を追求。
業界トップレベルの省エネ性能(TEC値)や、コスト削減につながる多様な機能を搭載しており、TCO(Total Cost of Ownership=総所有コスト)削減にも大きく貢献する。
「DocuCentre-Ⅳ C2260」
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モリサワ(大阪市浪速区、森澤彰彦社長)は、一昨年より建設を進めてきた新本社ビルがこのほど完成し、11月24日から業務を開始した。 新本社ビルは「Communication is All」をコンセプトに掲げて建設され、新機能が複合的に盛り込まれており、省エネ製品の採用や太陽光発電パネルの設置、屋上緑化など、環境問題にも配慮しているほか、自然災害などに対する対策や情報セキュリティーの強化などを高いレベルで実現すべく最新技術が積極的に採り入れられたものとなっており、「つなぐ・ひらく・つたえる・もてなす」の姿勢が明確に打ち出されている。昨今の厳しい経済環境においても同社では、将来を見据えており、100年企業に向けた基盤として持てる技術力・総合力が最大限に発揮できるように工夫された新社屋はモリサワの新しいシンボルとなる。 同社では、創業60周年を迎えた2007年1月に「新本社ビル建設プロジェクト」を立ち上げ、およそ1年がかりで基本コンセプトを策定。
老朽化とアスベスト問題を抱えていた旧本社ビルを2008年7月に取り壊し、12月に新本社ビル建設に着工。今年11月7日に竣工式を終え、24日から業務を開始した。
新本社ビルは、それまで2棟のビルに分散していた本社機能を1棟に集約して再配置することで、さらなる組織の活性化や業務の効率化を図るために建設されている。 このほど完成した新本社ビルは、フレキシビリティあふれるオフィスビルとなっており、エントランスホール正面壁面には、同社の原点である写真植字機のガラス文字盤をモチーフに、1枚当たり7065文字を配置した幅91㌢、縦3㍍20㌢のガラス板を14枚並べ、各ガラス面には同社の代表的な書体がプリントされており、光源にはLED照明が採用されている。 また、「大阪の地に業界の皆様が集える場所を作りたい」という思いから4階ワンフロアーを使って設計された大会議室では、最大250名が収容可能なスペースとなっており、最新のAV機器やハイビジョン対応のTV会議システムも備えられ、スライディングウォールによって3室まで分割が可能となっている。 今後、同社では社内利用はもとより、印刷業界の利用に限って、各種講習会やプレゼンテーション、レセプション会場として提供していく考えを示している。 同時に、新本社ビルでは、これまで非公開だったフォント開発現場(DTCルーム=デジタル・タイプ・センター)も公開されており、関連会社であるモリサワ文研による新書体の企画からデザイン・デジタル化までのプロセスを専用プレゼンルームで映像紹介し、その後の製品化プロセス開発現場を見学できるようになっている。 さらに、「MORISAWA SQUARE」とネーミングされたショールームでは、フォントをはじめ、ドキュメントソリューションやPODなど、同社の最新ソリューションを体感できる各ゾーンを設置。 ショールーム内には、同社が収集してきた「文字と書物」に関するコレクションを、アルファベット系と漢字系の2つの文字体系を軸に展示。活版印刷の発明者であるグーテンベルグ最初期の印刷本、全刊本を所蔵するW・モリスの「ケルムスコット・プレス」などが見ることができる。 同時に、「日本の近代活字」のコーナーでは、本木昌造・活字復元プロジェクトが取り組んだ「蝋型電胎法」による鉛活字鋳造技法の再現と本木活字の復刻も展示されている。 このほかにも、ショールームでは、これまで多くの国内外のクリエーターが制作に参加したモリサワ企業ポスター、「人間と文字」書籍・CD―ROM、WEBコンテンツなどデザイン業界でも多くの注目を浴びた作品の資料・情報を展示したライブラリーゾーンや写真植字機の原理模型から初期の写真植字機、ガラス文字盤の製造過程が分かる素材をはじめ、一世を風靡したCRT方式の電算写植機「ライノトロン202E」などを展示したヒストリーゾーンなども設置されている。 一方で、新本社ビルには省エネ製品の採用や太陽光発電パネルの設置、屋上緑化など環境問題に配慮し、自然災害などに対する対策や情報セキュリティーの強化などを高いレベルで実現すべく最新技術が積極的に採り入れられている。
新本社ビル外観
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凸版印刷(東京都千代田区、足立直樹社長)は、ICカードの製造に必要なマスター鍵を金融機関から預かり、一元管理するサービス「TOPPAN ACIS-DG(トッパン エイシス-ディージー)」を開始する。具体的には、金融機関から預かったマスター鍵を使ってICキャッシュカードやICクレジットカードの製造に必要な重要データを一括して生成、各カード製造会社に配信する。同サービスを利用することにより、金融機関では高セキュリティ管理が必要なデータを一元化でき、管理やメンテナンスにかかるコストを削減できる。ICキャッシュカードやICクレジットカードの導入や利用拡大を目指す全国の銀行やクレジットカード会社などの金融機関に向けて、11月27日より販売を開始した。 <「TOPPAN ACIS-DG」の特長>
▽データ生成負荷を軽減
金融機関では、ICカード製造会社ごとにカードの発行に必要な個人情報などのデータを送信する必要があった。同サービスを導入することにより凸版印刷にデータを送信するだけですむため、金融機関はその負荷を軽減できる。
▽管理コストを削減
クレジットやキャッシュに関連するデータを暗号化するためのマスター鍵は、その重要性から厳しいセキュリティ管理が求められる。同サービスを導入することで、ICカード製造会社ごとに存在していたマスター鍵を1つに集約できるため、その管理コストを削減できる。
▽関連ソリューションも充実
全国銀行協会がセキュリティ性の向上を目的として推進する、ICキャッシュカードの個人認証を金融機関のホストサーバにて行う「基本形」への移行や、ICカードの即時発行サービスなど、その他「TOPPAN ACIS(トッパン エイシス)」各種サービスの提供が可能。
MPSにより5年間で20%以上のTCO削減
富士ゼロックスは、佐川急便の全国主要拠点において、5年間にわたりオフィス出力環境の管理を行い、佐川急便の出力環境全般を最適化すると同時に、20%以上のTCO(Total Cost of Ownership=総所有コスト)を削減する取り組みを支援する。 今回、佐川急便が富士ゼロックスの提供するマネージド・プリント・サービス(MPS)「XOS(エックス・オー・エス)」を採用したことにより、佐川急便の出力機器管理および関連管理業務のプロセスを富士ゼロックスがアウトソーシングとして受託することになる。 佐川急便はTCOを削減しながら最適なオフィス出力環境を利用することができ、煩雑な機器管理やコストマネジメントなどの業務から解放される。同社では、従来使用していた出力機器を30%以上削減することを見込んでいる。 【XOSについて】
XOSは、マネージド・プリント・サービスと呼ばれる企業のオフィス・プリンターや複合機などを利用した出力環境にかかわるすべての業務プロセスを請け負い、企業に代わって管理するアウトソーシング・サービス。
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メルマガを読んでくださっている方はご存知かと思いますが、しばらく前に体を壊したことをキッカケに、生活スタイル全般の大幅改善にぼちぼちと取り組んでおりました。 その中でもメインテーマに据えているの [...]
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大日本印刷(=DNP、北島義俊社長)のギンザ・グラフィック・ギャラリー(=ggg)の第282回企画展「広告批評展 ひとつの時代の終わりと始まり」を12月3日から24日まで開催する。 今回の展覧会では、1979年の創刊から30年にわたり、「大衆の視点」で広告を追いながら、時代を読み解いてきた、雑誌『広告批評』の軌跡を紹介する。 これまで『広告批評』を彩った100余人の人たち、数年ごとにアートディレクション(=AD)が大きく変わるロゴと表紙、この30年の時代を代表するCMや新聞広告(初代編集長・天野祐吉氏選)などの展示により、マス広告の全盛期をかけぬけたこの雑誌の意義を問い直すだけでなく、ウェブとの連携時代を迎えたこれからの「広告批評」のあり方についても考えてみたいと思っている。 なお、会期中のギャラリートークの開催を予定している。詳細はギャラリーHP、www.dnp.co.jp/foundationまで。
前田福松さん(まえだ・ふくまつ=東京正札シール印刷協同組合 江東支部 マエダ特殊印刷会長 前田武社長の父)11月19日死去。93歳。 通夜は11月23日午後6時から、告別式は11月24日午前10時から午前11時まで江東区森下5-9-5の平安祭典 深川会館にて。 喪主は長男の前田武(たけし)氏。
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日本印刷技術協会(=JAGAT、浅野健会長)は12月10日に「JAGATトピックス技術セミナー」を開催する。印刷工場のFA/CIMをテーマに、より高い生産効率をあげるための工場づくりに役立つ新しい技術の流れについて、製品を通して紹介する。各製品の発表については、開発思想や方向性を強調し、そのもとに具体的な製品がるという形で説明する。
[環境に印刷作りを合わせる] 先進国であれ発展途上国であれ、印刷産業にとっては限りない大量生産による利潤拡大は期待できないようになった。印刷が社会に対して新たな対応を示すには、資源・エネルギー・環境という相互に関連して入り組んだ課題の解決が求められている。印刷ニーズに応えられるよう、デジタル印刷とオフセット印刷の棲み分け考え直すとか、時代に合ったサービス製品開発などを通じて、従来よりも環境にやさしい印刷に組み替えていくことが必要である。紙媒体の価値を認めている発注者やエンドユーザの意向を反映した生産体制にしていかなければならない。 開催概要は次のとおり。
▽日時=12月10日(木) 10:00~16:15
▽定員=300名 (定員になり次第締め切る)
▽スケジュール
※講演順序,講演時間は都合により変更することがある) ▽技術トピックスプログラム 10:00~15:15 【午前の部】10:00~12:00 1. ラテックスで印刷業界をエコで塗り替えよう「HP Designjet L65500」 日本ヒューレット・パッカード 2. 高画質・高耐候性 昇華転写型大判プリント「MYTIS」
ノーリツ鋼機 3. DIAMONDシリーズとLED-UV乾燥システム 三菱重工業 4. 新たな紫外線硬化システム「Hybrid UV」 小森コーポレーション 【午後の部】13:00~15:15 5. JAGATが提供する画質評価ツール 日本印刷技術協会 6. 環境対応新CTPプレートシステム「ECONEX SYSTEM」 富士フイルムグラフィックシステムズ 7. アジロ製本にも適した「Primer2Shots」 ミューラー・マルティニ ジャパン 8. LED対応UVインキの開発と今後 東洋インキ製造 ▽特別講演/15:15~16:15(講演時間は都合により変更することがある) 製品の「CO2見える化」カーボンフットプリントとLCA <講師>
社団法人産業環境管理協会 環境技術部門 製品環境情報事業センター
LCA開発推進室 主査 十村 勝 氏 平版印刷用PS版について、原料調達からリサイクルまでの商品ライフサイクル全般(LCA)の温室効果ガスをCO2に換算して表示するための算定基準(PCR)が、昨年10月22日に意見公募段階に入り、今後この原案が検証されると製品の市場流通の際にカーボンフットプリント(CFP)のマークの仕様が認められところまできている。 LCA活動の日本の中心である社団法人産業環境管理協会から、これまでのエコリーフ事業とこの制度の関連や、CFPをめぐる国際動向や日本の取り組み状況、今後にについて話を聞く。 [講師 プロフィール]
2009年4月よりNTTアドバンステクノロジから(社)産業環境管理協会LCA開発推進室に出向。LCAコンサルティング、各種LCA講習講師、LCAデータベース開発に関わる。
<会場>
国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟 小ホール
<参加費>
社団法人 日本印刷技術協会会員/プリバリ印 購読者/日本印刷学会会員:無料
一般:1,000円 (当日、会場受付で支払う) 問い合わせは、 日本印刷技術協会・JAGATトピック技術セミナー電話03-3384-3112まで。

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